盛りだくさんの週末・・・パーク編 [ロンドンのこと]
22日土曜日、いつもは土曜日出勤のわたし。でも今日はお花屋さんがお休みでした。なぜなら、熱狂サッカーファンのオーナーが、お店を閉めて、サッカーの試合を観に行ってしまったから・・・仕事よりも大事なチェルシーチーム。彼らは、典型的なイギリス人なのでした。(^^;
とってもいいお天気だったので、得意のぶらぶらお散歩に出かけました。ロンドンには、大きな公園が街のど真ん中にあります。私の大好きな場所です。都会のオアシスです。
ハイドパークのお花たち♪
若葉の緑がまぶしいねー。
乗馬のレッスンもやってました。優雅だねー!!
ピクニックを楽しんだり、サッカーしたり・・・
ハイドパークとグリーンパークの境目の信号は・・・
そして・・・
↑この手押し信号は、馬に乗った人が届く高さにあります。当たり前なんだけど、ちょっとうれしくって。背伸びして押してみたりっちゃまんです。(笑)
なんだかいいよねー。ほのぼのーでしょ!!
信号待ちをしていたら・・・
なにやら、アンティークの車たちがやってきましたよー。↑の車、1929年の車だよー。運転してる人、乗ってる人もすべてアンティークな装いでした。ここは、バッキンガム宮殿から続く道。ちょうど、この日の前日(21日)は、エリザベス女王の80歳のお誕生日だったのです。だから、パレードか何かがあったらしい・・・知らなかったよ~。(泣) でもとりあえず、アンティークな車たちは見れたし、よしとしよう♪
バッキンガム宮殿だよー。女王さまはご在宅です。旗が上にあがってるでしょ。
キットカットの兵隊さん♪ホンモノです。(笑)
ケンジントンガーデン(亡ダイアナ妃の住居だったケンジントン宮殿のお庭)の湖の白鳥。苔を食べてるのかなー。人間慣れしてます。
私があげたビスケットを食べてるリス。こちらもかなり人間慣れしてます。かばんの中をガサガサ探ってると、おやつもらえるとわかるのか、じーーっと見て待ってます。かわいいよ♪
どこまでも続くよ~
この日は本当によく歩きました。そしてこの夜は、爆睡でした。
盛りだくさんの週末イベント編につづく・・・
☆おまけ☆
以前、Duck Toursのバス/船をご紹介しましたが・・・テムズ川から陸に上がる瞬間をとらえました!!!ちょっと感激♪近いうちに絶対乗ろう!と心に誓ったのでした。
GMT-子午線ゼロ地点- [ロンドンのこと]
前回の未来都市から、DLR(Docklands Light Railway)というモノレールに乗り、グリニッジ天文台へと向かいました。
ビルとビルの間を通るこの電車。やっぱり未来都市のようだよね♪
途中、テムズ川の下を通るのねー。真っ暗です。
ここグリニッジでは、毎週日曜日にマーケットが開かれます。
お花も売ってるよー♪
こんな不気味な(お世辞でもかわいいとは言えない)日本人っぽい人がいました。いったい何のお店なのか???謎。。。
アップにするとこんな感じ。すごく怖いです・・・
グリニッジ天文台に上がる前の公園。ロンドンには、たくさん、広い公園があります。
天文台を坂の下から見た図。水仙がいっぱい咲いてたよー。
これぞ世界標準時(GMT)。
一直線で繋がってるの。夜はレーザー光線の光が見えます。
建物の中からこんな感じでレーザー光線が出てるの。これが↑に繋がってるんです。
一通り見て歩いたあとは、やっぱりお腹すくよねー。お友達のリクエストでイングリッシュパブに行くことに。パブの中はこんな感じ。アンティークっぽくていい感じです。日曜の昼間っから、イギリス人はビール!
お腹が空いてた私たちは・・・フィッシュ&チップス!イギリス料理です。カリカリと揚がっていて、おいしかったよー。でもとにかく大きいの。こんなに揚げ物食べたら飽きるよね。お魚の種類は「Haddock」というもの。辞書で調べたら、「モンツキダラ」って。ちなみに普通の「タラ」は「Cod」っていいます。
お腹も満足したところで、お得意のぶらぶら。。。
ここは、国立海事博物館。船の模型などが展示されています。
王立海軍大学
カティサーク号(19世紀に活躍した快速帆船)
グリニッジから見たテムズ川
ここはグリニッジフットパスの入り口です。全長370Mの地下トンネル。
長い長い階段を下りていきます・・・
川の中を歩いているのねー。
そしてまたまた未来都市へと戻ってきた私たち。ここでフェラーリのような船を見つけちゃいました♪とっても車高が低いのね。
早そうだなぁ。個人所有の船かな???007!?(^0^)
未来都市 [ロンドンのこと]
イースターホリデーの4連休(私はお仕事で2連休)のうちの日曜日、私たちは、またもや観光客のようにぶらりお散歩してきました♪
いつもロンドン古いものばかりをご紹介しているので、今日はちょっぴり違ったものお届けしちゃいます。
私たちは、ここを「Little Tokyo」と勝手に呼んでいるの。だって、ちょっとロンドンじゃない雰囲気なんだもの。
オフィス街の高層ビルたち・・・日曜日の今日は観光客がいるくらいで、街は閑散としています。
あれ?時計がたくさん!1つでいいんじゃないのー??って思うでしょ。でもね・・・
アップにしてみると、こうなってるの。数字がひとつひとつ違うんです。片面は奇数、反対側は偶数。だからね、6つ時計が並んでるんです。
この近くで発見したもの。
どこ見たらいいの~~???危ないじゃーん!!!(^^;
近くでみたらこんな感じねー。これはあくまでもオブジェであって、普通の信号の役割は全く果たしていません。あしからず・・・(^0^)
ここは、ロンドンの東側、地下鉄Canary Wharf駅の周辺です。この駅周辺だけがこんな感じなのねー。ちょっと面白いよー!!
ぶらりロンドン [ロンドンのこと]
ロンドンの街中には、たくさんの歴史が普通に残っています。私たちは、こんな街をぶらぶらーっとお散歩するのが、大好きなんです。
玄関先にこんなもの発見!さてこれは何をするものでしょう??
答えは・・・その昔、道がまだ舗装されていなかった時代、泥のついた靴をキレイにするためのものなのだ。↓こんな感じね!
って、人んちの玄関先で何やってんだよーーー!!ですね。(^^;
そして次にこれ。戦争時の核シェルターの表示が残ってるの。さすがにシェルターはもうないだろうけど・・・
そしてこれ。さてこれは何でしょう???これも玄関先で発見です。
昔は街灯もなにもなく、タイマツの火を使っていました。これは、その火を消すためのものだそう。
そして、これ。ほとんどが電気の街灯に変わってきてるけど、一部、まだガスの街灯が残っていました。とても温かみのある色合いだよ♪
そしてこれは・・・
「TWO CHAIRMEN」の右上、わかるかな??
こんな感じね。これは、お金持ちの人たちのタクシーの看板だよ。
このドアは、家の中でこのタクシー(Chairね!)に乗り降りできるよう(外に出ると靴が汚れるから)に、両開きになってます。時々、こういうドアを見かけます。
ほんの数分歩いただけで、いろんなもの発見しちゃいましたよー。歩くロンドン歴史博士(だーりん)のお陰で、けっこう楽しめます。もしもみなさんもロンドンに来られる機会がありましたら、ぜひぜひお天気のいい日は、1日、街をぶらーってしてみてください。いろんな発見あるから!そして???のことがあったら、連絡ください。歴史博士が、すべてお答えします!(笑)
※おまけ:これは、いつも見かけるたびに、とっても気になる存在の、その名も「Duck Tours」。なんと、水陸ツアーがこの1台で可能なんだってー。でもね、ちびっこばっかなんです、お客さん。。。(^^;
ちょっと発見♪ [ロンドンのこと]
写真の整理をしていたら、こんな写真を発見したので・・・
ロンドンには、有名人がたくさん住んでます。私の働いているお花屋さん近辺は、ロンドンでも超高級住宅街なんですけど、ご近所さんに、元ビートルズのリンゴ・スターが住んでいます。このビルの最上階(ペントハウス・グレーの部分から上ね!)がすべて彼のお宅とか・・・すごいねー。入り口も彼専用が特別にあるらしい。いったいいくらなんだろう???と庶民的な発想をしてしまうわたし。この間、若いおねーさん(奥様!?)とお買い物してたよー。(^0^) ※会った感想:思ったより小さい人でした。
あとねー、ボブ・ゲルドフとか・・・彼はよくふらふらーと1人で歩いてます。最初、全然わかんなくて、うちのお花屋さんでお花買っていったんだけど、変わった(かなり怪しい)格好してる人だなー(全身別々のチェック柄、しかも帽子までチェック!)、きっとアーティストかなんかだろうと思ってみてたの。(^^; お花屋さんのおじさんが、「あれ、ボブ・ゲルドフだよ。ほら、バンドエイドの!!」って。そんなこと、言ったってー。バンドエイドって何よー??知らないよーーー。(これは、おととしくらいの出来事です)
去年のライブ・エイドで有名になってたねー。
彼のお家の写真は残念ながらないなぁ。。。今度パパラッチになって撮ってきます。(笑) 芸能人のお宅拝見(外観のみね!)だねー♪第一弾はこれにて終了。←って、第二段もあるのかー???
ミーハーりっちゃまんでした♪(笑)
バレンタインデーのおはなし☆ [ロンドンのこと]
2月14日はバレンタインデーですね~。手作りチョコレートやクッキーを、ドキドキしながら作った思い出が・・・(^0^) ふふ、懐かしいなぁ~。
日本では、女の子から男の子に告白する日で、ホワイトデーが逆バージョンですよね!?でも海外には、ホワイトデーというものはありません。バレンタインデーは、男女両方。特に男の子から女の子に贈り物をするほうが、断然多いかも・・・
ところでバレンタインデーの由来って知ってますか~?
西暦269年2月14日に処刑されたローマのキリスト教司祭、聖バレンタイン(3世紀のローマ皇帝が、徴兵が思うように行かないという理由で、若者たちの結婚や婚約を禁止するという政策に背いて、希望する若者たちの結婚式を執り行っていた人)と、古代ローマ時代の豊年祈願祭ルペルカ-リア前日の2月14日に行われる恋人たちのイベント(町中の未婚女性の名前が書かれた紙切れをビンに入れ、それを未婚男性がくじ引きのようにひき、カップルを作るというもの)が、その始まりだそうです。
その後、中世に入り、特にイギリス・フランスでは、2月14日が春の訪れを告げる鳥たちの愛のさえずりの始まる日と考えられ、また聖バレンタインと、ルペルカ-リアのイベントが結びついて、今日に至るというわけですねー。
春の訪れ発見♪
そしてこの聖バレンタインは、処刑前に愛のメッセージを、獄中で彼を励ましつづけた看守の娘に送ったそうです。この手紙の最後に、「From your Valentine」と書かれていました。それが今、Valentine=愛する人、恋人を意味する言葉として、「Be my Valentine」や「You are my Valentine」と使われるようになったそう。悲しいけど、ステキなお話よねぇ。
ここイギリスでは、男性が女性にプレゼントを贈る・・・お花やジュエリーが多いかな。断然人気はやっぱり赤いバラ!!そう、バレンタインデーは、お花屋さんが1年で1番忙しい日なのです。通常の2倍以上の値段になるにもかかわらず、飛ぶように売れていきます。1ダースのバラが、一番の売れすじかな。。
以前、赤いバラを11本買っていった紳士がいました。なんで11本かというと・・・最後の1本は奥さまなんだって~~~!!!奥様は赤いバラなのだ。きゃぁ~きゃぁ~!!!いいなぁ。
一番人気の赤バラ。うつくしーね♪
そしてまだ片思いの相手には、カードに差出人の名前を書かずに、封かんに「SWALK(Sealed With A Loving Kiss)」とだけ書いて送る習慣があるそうです。
そういえば、だーりんと付き合う前のバレンタインデーに、怪しいカードが届いてたのね。カードが糊で貼り付けられてて、開かないの。え?いたずら???差出人の名前もなく、これってどう考えても不気味よね~・・・こんな習慣があることなんて知らない私は、怖いよ~。気持ち悪いよ~って。
ここイギリスには、いろんな言い伝えもあります。
例えば・・・バレンタインデーの日に、女性が一番初めに見た鳥で将来の結婚相手がわかるというもの。
ブラックバード→牧師さん、ロビン→船乗り、スズメ→お百姓、ルリツムギ→陽気な人、イスカ→議論好き、ハト→善人、ゴシキヒワ→百万長者、そして、キツツキ→一生ひとり身
っていっても、あれ、ゴシキヒワってわかんないよぉ~!!調べなきゃ。←百万長者狙ってる!?(エヘへ) ロンドンで見る確率の高いのは、「ハト」だな、きっと。まあ、善人だからいいや!!!(^0^)
そしてそして、ウェールズ地方では、木製のスプーンを作ってプレゼントするという習慣がありました。スプーンの飾りは、ハート、鍵、鍵穴が多かったそうです。意味は「You unlock My Heart -あなたは私の心の鍵をあける人-」。ロマンチックね!!
その他に恋占いなんかもありますよ~。ちょっと気になる異性の名前を5~6人思い浮かべて、リンゴの茎を捻りながら順番に名前を繰り返します。リンゴの茎がポロリと取れたときに、口にしていた名前の人が、将来の旦那さま/奥さまなんだって~!!
世界にもいろんな言い伝えあるんだね~。
我が家のバレンタインデーは、いつもちょっぴり遅れてやってきます。お花やさんで働いている私は、超大忙しで、当日はバタンキュー状態だから・・・
さてさて、今年は何があるのかなぁ~???と言いながら、私はなーんにも用意してないことに、今気づいた。風邪引きだったし・・・(←言い訳) (^^;
芸者が街にやってきた♪ [ロンドンのこと]
ここロンドンでは、しょちゅう、○○SHOWと、何かにつけて、Showをやっています。
先週末にも、Travel Show というものがありました。タダ券もあり、旅行大好きってことで、行って来ましたよ!
世界各国のブースがあって、興味のあるところで、質問をする・・・みたいな、そんな感じのものです。
私の今の夢は、タヒチやニューカレドニアのような島に行って、水上コテージに泊まること・・・なんかね、朝ご飯を手漕ぎボートで持ってきてくれるとか~。いいなぁ。そんなところで、ぼーーーーーっとしたいわぁ!
パンフレットを山のようにもらって来て、頭の中はすっかり南の島へ~。。。(^0^)
ナッツとかも売ってたよー!!ちゃっかり味見だけして買わなかった私たち。せこっ!
そしてへナの実演もありました。インドなどでは、結婚式の時に、手の甲全体にへナで絵というか図柄(きっと何かの意味あり)を描きます。
ま、それはいいとして、今回のTravel Showの目玉である、芸者の舞い!!ハリウッド映画「Geisha」が公開されているからか、かなりの人気でしたよ。
浅草から、「カリンさん」がはるばるこの日のためにやって来ました。
日本の芸術、ステキですよね~。日本人の私でも、なかなか芸者さんの踊りなんて、実際に見る機会ないもんねぇ。カリンさん、お疲れさまでした。とっても素晴らしい踊りを見せてくれて、どうもありがとう!!!
このカリンさんのお着物姿を見て、何年か前の、文金高島田を結った自分を思い出してしまいました。そういえば、だーりん、私のこと、「Geisha」って言ってたなぁ・・・って。(^^; そういう本人は、すっかり「サムライ」気取りだったけどね!!
他にもステキなショーが繰り広げられていましたよ!
これは、ベリーダンス。おねーさん、セクシーだったわ♪あの動きはどうやったら、出来るのか???元々、ベリーダンスはエジプトから始まったそうですよ。
2日ほど前から、風邪でダウン中。寝込むほどではないのですが、鼻づまり、苦しーよぉ。。。病は気からと言い聞かせて、気力で治しているところです。
なので、みなさんのところにもお邪魔出来てません。復活したら、一気に遊びに伺いま~す!!!
みなさんも風邪ひかないでね~!!!
チャイニーズニューイヤー! [ロンドンのこと]
この間の日曜日(1月29日)に、チャイニーズニューイヤーのパレードに行ってきました。ロンドンのチャイナタウンはそれほど大きくはないのですが、パレードは毎年派手に行われてます。
チャイナドレスに身を包んだおねーさんたちが、ダンスを繰り広げ、龍が街を練り歩き・・・(残念ながら、セクシーなおねーさんたちの写真はいまいちだったので載せてません。。。ごめんね~)
パレードの最終地点である、トラファルガースクエアでは、特設ステージが設けられ、ショーが繰り広げられていました。
パレードを見に集まった人々。
そしてこんなおじさん発見!!!さてこの人はいったい何をする人でしょう?
答え:彼は「The Town Crier」と呼ばれていて、街の人々に速報を伝える人です。今はほとんどの人が新聞を読むことが出来るので、普段、彼らを見かけることはありませんが・・・
パレードなどの時に、復活しています。この日も鐘を鳴らしながら、ニュースを伝えていました。戌年なのでワンちゃんを頭にのっけて~♪ふふふ、おじさん、とってもおちゃめ☆
ちなみに普段は羽のついたお帽子です。
おまけ:おまわりさんのバイク発見!
よ~く見ると・・・
ホンダじゃん!!! (^0^)
ガイドブックには載っていないロンドンのおはなし [ロンドンのこと]
ロンドンって不思議なところ。
世界一コスモポリタンの街だと思う。例えばバスに乗ったら・・・半分以上は外国人。いろんな国の言葉が飛び交ってる。そういう自分もここでは外国人。
だから住みやすい街なのでしょう。私も最初の予定は半年間だったのに、気が付いたらもう7年目!!!文句ばっか言ってるけど、やっぱり好きなんだなぁ。住めば都というように、私にとってロンドンは第2のふるさとになりつつあるのかも・・・
お気に入りの街並み・・・
そしてぶらぶらと街を歩いてみると・・・
所々に、「MEWS」という通りを見かけます。
ここは私のお気に入りの「MEWS」
この「MEWS」とは、その昔、馬小屋だったそう。「MEWS」という名前の由来は、フランス語の「MUER」(鳥小屋)から来ているようです。
たいてい、ちょっと裏通りのひっそりとした場所にあります。表通りは貴族や領主の家で、裏に馬小屋があったというわけです。
昔のままの石畳・・・
このように、古い建物があちこちで見られます。
まだまだあります。シークレットロンドン!!
またまたぶらぶら歩いてみると、下の建物のように、青い看板が玄関の横に付いてるのを見かけます。これは有名人が住んでいたという、しるしです。詩人や小説家など、知らない人も多いのですが・・・
この人のことは知っている人も多いでしょう・・・
そう、ピーターラビットの作家、ビアトリクス・ポッターの生まれたお家の跡です。今は幼稚園になっています。
今日みたいにお天気がいい日は、ぶらぶらお散歩するのもいいですね。いろんな発見がありますよ~♪
あ、そうそう・・・
こんな窓もよく見かけますよ!なぜこんなふうに、窓をなくしてしまったんでしょう??
答えは、税金対策です。1696年から「Window Tax」というものが始まりました。これは、窓のガラスの大きさによって、税金が掛かってくるというもの。だから、窓を減らして、税金を少なくしたというわけです。この税金制度は1851年に終了し、代わりに「Council Tax」というものになりました。毎年値上がりするこのCouncil Tax、どうにかならないものか・・・
廃止になったはずの、ルートマスター発見!!トラファルガースクエアやピカデリーサーカスあたりを、1時間に2本くらいの割合で残したらしい♪バス9番と15番。
秘密のロンドンのおはなしはまだまだ続きます。お楽しみに~♪
お空にかえったWilly [ロンドンのこと]
昨日から世間をお騒がせの鯨のWilly。(日本的に名づけると、テムズ川のテムちゃんか!?)
本日、1月21日19時(ロンドン時間/日本時間-9時間)にお空にかえっていきました。
昨日仕事中に、通りかかった友達が、「テムズに鯨がいる」と。最初、「Whale」という言葉にピンとこなくて、「???」。だって海にいるはずの鯨がどうしてテムズ川、しかもこんなに街の中に・・・
でもやっぱり「Whale」は「鯨」という意味だしなぁ。みんなが大騒ぎしている。ヘリコプターも川の上を行ったり来たり。。。
早速お家に帰ってニュースを見るなり、いやはや大変なことになっているではありませんか。どうも道に迷ってテムズ川を遡上してきたらしい。子供の鯨で体調は約5M。子供といえども、この大きさ。彼は、深海に生息するキタトックリクジラという種類だそうです。
今朝のニュースでチェックしたら、まだ同じ場所をウロウロしてるとか・・・早く海に帰してあげたいけど、私にはなすすべもなく。とりあえず、救助隊の行動を見守っていました。仕事だった私は、特派員(だーりん)を派遣して、様子を一部始終報告してもらうことに。お昼休みには、現場に駆けつけました。
その時はすでにWilly、かなり衰弱していたようです。そうよね。環境も違うし・・・ストレスもそうとうだっただろう。かわいそうに。
どうなるんだろうと不安だけを残しつつ、私は仕事に戻っていきました。しばらしくして、だーりんからの報告あり。「クレーンで吊るされて船に乗せられた」とのこと。それから船は海に向かうとか。。。ただ衰弱しているため、海に帰っても生き延びれるかどうかはわからない。
車両が通行止めになった橋の上。大勢の人たちが見守っています。黄色いゴムボートに乗せられたWilly。しっぱがチラッと見えるのわかるかなぁ?
(Photo by だーりん)
Willyは救助船へ移されました。しっぽを振って「ばいばーい」って言ってたらしい。。。
(Photo by だーりん)
2日間のテムズ川のアイドルだったWilly。みんな元気に海に帰ることを祈っていたのに。その祈りもむなしく、お空に旅立ったWilly。。。
仲間とはぐれて、怖かったね。寂しかったね。かわいそうなWilly。でもみんな応援してたんだよ、君のこと。。。
今ごろ、天国で泳いでるかな?
おまけ:だーりんの2枚目の写真がBBCニュースのサイトに出ています。気になる方はこちらから ↓ http://news.bbc.co.uk/1/shared/spl/hi/pop_ups/06/uk_thames_whale/html/7.stm